家計管理

夫婦共働き子なし(DINKS)の貯金の目安は4割!その理由は?

結婚をしてすぐの、共働き子なし夫婦のDINKS(Double Income No Kids)の期間は、人生最大のお金の貯め時と言われています。
というのも、独身時代よりも一人当たりの生活コストは下がる傾向にあり、かつ子どもにかかるお金もなく、また仕事中心の生活を送って稼ぐこともできるからです。

一方でDINKSだと、子どものいる家庭よりお金と時間に余裕があることが多いため、ついつい出費がかさみ、思うように貯金ができない(あるいはしない)人も多いです。

他のDINKSはどのくらい貯金しているのだろう?気になる人も多いのではないでしょうか。
一方の収入だけで生活して、もう一方の収入を全額貯金することを推奨したり、収入の3割以上!といった割合で目安を示したりする方がいますが、どれもイマイチ腑に落ちません。
一方の収入だけで生活をするのは、ある程度の年収がないとできません。世帯年収600万円ならそこそこの生活ができても、一方の年収300万円で二人生活をするのは、特に都内であればなかなか難しいです。
収入の3割以上!も似たような感じで、世帯年収1,500万円の夫婦で3割は少なすぎるでしょう。

そこで、当記事では手取り収入の4割を目安に貯金をすることを推奨し、その理由を説明します。

子どもがいたらかかるであろう費用を貯金に回す

少し古いですが、以下の表は内閣府の平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査によるものです。

私自身DINKSで子どもがいた経験はありませんので、これはおかしい!と言える立場にはないものの・・・流石に多すぎるような気がします。平均値ではなく中央値があれば参考になるのですが、これだと一部の富裕層に全体が引き上げられている気がしないでもありません。
が、実態がわかる統計が見当たらなかったため、ここは調整せず進みます。

未就学児は1年間に104万円かかります。
そこから、3歳未満の第1子が受け取れる児童手当(1.5万円×12ヶ月=18万円)をマイナスします。
年間86万円ですね。

子どもがいたらかかるであろう86万円をDINKSのうちから貯金に回すことで、子育て期に赤字になったり、急に生活の質を下げざるを得なくなったりするリスクを減らすことができます。

児童手当は所得制限がありますので、月1.5万円満額支給されないことがあります。

育休中(時短勤務中)に減る収入分を貯金に回す

育休中は勤務先からお給料は出ず、育児休業給付金が給料の67%(6ヶ月経過後は50%)支給されます。

もし夫婦が同じ年収で、夫婦それぞれで最長6ヶ月ずつ育休を取得して、満額育児休業給付金をもらう場合、手取り収入の17%が貯金の目安となります。

例えば、夫婦それぞれの手取り年収が400万円のケースです。

DINKS時代・・・400+400=800
交互に育休・・・400+400*2/3*6/6+400*2/3*6/6=667
一人育休・・・400+400*2/3*6/12+400*1/2*6/12=633

交互に育休を取るなら(ケースA)、育休時年収が667万円だと仮定して、800万円の17%に当たる133万円を貯金し、
一人で育休を取るなら(ケースB)、育休時年収が633万円だと仮定して、800万円の21%に当たる167万円を貯金するということですね。

また、育休明けに時短勤務をする場合、会社によって支給割合は異なるものの、残業代の支給もなくなり、フルタイムの時より収入は減るケースがほとんどでしょう。
育休中、時短勤務中は手取り収入が減る前提で、これらの期間でも赤字にならないようDINKS時代の生活コストを下げ、その分を貯金に回すようにしましょう。

ケースAの貯金額

上記ケースAの場合、最低限、86万円+133万円=219万円(27%)は貯金したいところです。
ただし、これだと収入の増加がない限り、子育て期に貯金がほとんどできなくなってしまいます。

このため、219万円(27%)というのはあくまで最低ラインということです。
子育て期に貯金ができるよう、生活コストを下げる努力が必要となります。

ケースBの貯金額

一方、ケースBの場合、最低限、86万円+167万円=253万円(31%)は貯金したいところです。

こちらも同様に、あくまで最低ライン。DINKS時代はもっと貯金しましょう。

ケースA,Bより収入が低い場合

86万円+手取り年収の17%を最低限の目安としていることから、固定部分があることにより、収入が低い方のほうが貯金割合は増えます。
二人とも300万の手取り収入ならば、31%~35%が目安になります。

ケースA,Bより収入が高い場合

一方、高収入の場合は逆ですね。二人とも手取り年収600万円のパワーカップルなら、23%~28%が目安となります。

まとめ。86万円+17%はあくまで最低限。+αで4割を貯金の目安に

「子どもがいたらかかるであろう費用」
「育休中(時短勤務中)に減る収入」

DINKSのうちに最低限これらを貯金に回すような生活をすることで、子育て期にある程度余裕を持つことができるでしょう。

ただし、これはあくまで最低限。
これだと子育て期に貯金があまりできなくなりますし、少し収入が下がっただけで赤字に転落してしまいます。

そこで、収入によって異なる前出のケース(23%~35%)に上積みする形で、キリよく4割を目安とすることを推奨しているということです。

DINKS時代に余裕があるからといって、高額のマンションを買って、子どもが生まれたらカツカツ・・・とならないように、計画的に貯金をするようにしましょう。

ABOUT ME
おとうふ
投資歴2年目のひよっこ投資家。米国株を中心に、長期投資で経済的自由を目指しています。 徹底した家計管理も実践中。リアルな家計簿を公開しています。

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