元公務員

公務員の退職時の流れ、手続きについて

今回は、公務員を退職したときの流れを具体的にご紹介していきます。
公務員を退職するということがまだまだレアケースですので、公務員辞める!という決意をした人のご参考になれば幸いです。

退職の手続き

各省庁、自治体ごとに、いつまでに退職願を出せばいいのか、服務規程などに書いてあります。
私が勤務していた自治体では、「10日前までに」でした。

ただ、私は今でも勤務先の自治体のことは好きですし、職場の人のことも好きでした。
あまり急に辞めると言うことはしたくありませんでしたので、少しだけ余裕を持って、1か月半前に直属の上司である係長に伝えました。

引き継ぎのことを考えて、1〜2か月は余裕を持って退職することをおすすめします。

ただ、時期をずらせるのであれば、年度末(一般的には3月31日、国税は6月30日ですかね)での退職に向けて、異動や評価面談の際に伝えるのが、役所側としてもベストです。

ドラマや漫画などで「辞表」を突き付ける場面を見たことのある方もいるでしょう。
辞表とは、民間企業の経営者や役員が会社を辞める場合や、公務員が辞める場合に使います。
公務員であれば、役職者じゃなくても「辞表」でもいいのです。
と言うのも、公務員は労働契約を結んでおらず、任用行為によって働いています。
その任用を断るから辞表でも問題ないということです。

ただし、一般的には服務規程などに退職願の様式が定められていますので、そちらを使いましょう。

退職願を書く

服務規程などに退職願の様式が定められていて、イントラネット上の様式集に入っていることが多いでしょう。

理由欄は、ありがちですが「一身上の都合により」という形式的な文言ですませました。

退職願を持って直属の上司と面談。引き止めは?

形式的な退職願を持って、直属の上司(係長)を個室にお呼びし、退職願を見せて退職理由などを説明をしました。

退職の素振りなど全く見せていなかったので、最初はキョトンとしていたことを今でも覚えています。

気になる引き止めですが、ほとんどありませんでした。

というのも、係長とは、係長が私の上司になる前に、泊まりがけで東日本大震災の復興支援の仕事をしに行ったことがあり、そういったこともあってかなり信頼をされていました。
私自身の性格や特徴を理解していたからこそ、一時的な感情ではなくしっかりと考えて決めたことだろう、とすれば、引き止めではなく明るく送り出そう。そういったお考えがあったのでは、と推察しています。

実際、退職するまでの間は、上司や同僚からも手厚すぎるほど暖かく接していただきました。

なお、退職理由を本音では話していません。
私の退職理由は以下の記事で紹介しています。

公務員を3年で辞めた5つの理由もう公務員を辞めてかれこれ6年が経とうとしています。 公務員だった期間が3年と少しですから、公務員としての職歴より2倍近くの期間を既に...

係長には、「他にやりたいことを見つけたから、そのためには公務員ではできない」ということを伝えました。

本音を言わなかった一番の理由は、円満退職を望んでいたからということですが、悪い点をあげて係長、課長の評価が下がって欲しくないなというのもありました。
どちらの方も就任1年目で、彼らには全く非はありませんでしたから。非があるという意味では前任の方ですからね。

と、私の経験談では引き止めはありませんでしたが、仮に引き止めがあったとしても、強引に辞めます!ではなく、それは誠心誠意対応して、双方納得のいったうえで円満退職を目指した方が、幸せですよね。

係内への報告、引き継ぎ

係長への報告の日は、恐らく係長が課長への伝達などがあったため、係内への報告は退職の意志を伝えた翌日でした。

同僚の方々には良くしていただいていたので、最初はどんよりとした空気が流れていたことを今でも覚えています。
ただ、ここでも係長が「明るく送り出そう!」的なことを言ってくださったので、心穏やかに過ごせました。

引き継ぎに関して、役所の場合、年度途中で人員再配置を行うことは稀です。
私の退職後のことは、これも係長が心配掛けさせまいと何も言われなかったのですが、後から聞いた話によると、アルバイトの人が雑用係となって、メインの業務を正規職員で回すことにしたようです。
私の係の仕事は、基本的には同じような仕事をしています。
また、多くの仕事をメイン・補佐の2人体制でやっていることもあってか、引き継ぎらしい引き継ぎはほとんどありませんでした。

人事からの説明

共済組合だったり、退職金だったりの説明ですね。
そんなに大きくない自治体ですし、結構色々な部署の方と関わりがあったので、人事の方ともお知り合い。お互いに、まさかこんな話をすることになるとは夢にも思っていなかったでしょうね。

役所内への通知

私の勤務先では、個人情報保護の観点?から、退職に関する通知や、訃報など本人関係者の選択式でした。

ひっそりと退職したかったので全体通知は希望しなかったものの、大体の人は知っていました。笑

有給休暇の消化は?

引き継ぎらしい引き継ぎがほぼなかったという特殊事情と、係長の計らいにより、1ヶ月半前の退職願提出にも関わらず、丸々1ヶ月有給休暇を取りました。

有給休暇は40日ありましたが、半分は捨てることになってしまったものの、仕方ありません。

有給期間中は、人生初めての海外旅行、しかも一人でヨーロッパに行きました。

最終登庁日。関係者への挨拶

引っ込み思案な性格から、なかなか自ら回れていなかったところを係長に連れられて、お世話になった人たちへ挨拶回りをしました。

役所ネットワーク恐るべしで、同期以外に口外していないのに、皆さんご存知でした。

定年退職の場合は、盛大なセレモニー(?)が行われるのが私の勤務先の特徴でしたが、流石に中途退職の場合それはありませんでした。

最終登庁日は課内の人たちにお菓子を持って挨拶回りして、普段全く関わりのない部長から退職辞令を頂戴し、勤務終了後に係内で送別会をして終わりです。

終わりに

私の場合、上司や同僚の計らいもあり、円満退職を迎えることができました。

円満退職をすれば、お互いハッピーです。
一方で、話がこじれて険悪なまま退職してしまうと、その後の新しい人生のスタートにも気持ち的に影響を及ぼしてしまいます。

そうならないように、退職時にもマナーを。誠心誠意、誠実な対応を心がけるようにしましょう。

ABOUT ME
おとうふ
投資歴2年目のひよっこ投資家。米国株を中心に、長期投資で経済的自由を目指しています。 徹底した家計管理も実践中。リアルな家計簿を公開しています。

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