持株会に否定的だった私が持株会に加入した理由

スポンサードリンク

従業員持株会に対しては、以前から否定的でした。
それは、メリットがある一方で大きなデメリットが存在するからです。

そんな私が、リスクを背負ってでも持株会を活用する方向に舵を切りました。
本記事は、持株会のメリット・デメリットを踏まえた上で、持株会に否定的だった私がなぜ持株会に加入したのかをご紹介します。

持株会のメリット

何と言っても奨励金の存在!

従業員持株会制度を設けている企業の多くは、数%の奨励金を支給しています。
例えば、1万円を給料から拠出する場合、奨励金が10%なら1,000円を合わせた11,000円分の自社株を購入できることになります。
拠出額に対する奨励金分が給料アップになるということですね。

給料天引きで簡単に資産形成

家計管理の基本に、先取り貯金という考えがあります。
また、なかなか貯められない人に、財形貯蓄を勧める向きもあります。
あらかじめなかったものとして自社株へ投資できるのは、なかなかお金を貯められない人にとっては良い点です。

そして、忘れてはならないのがドルコスト平均法により買い付けができるということ。
天引きではなく、自らの意思で買おうとすると、高値掴みになってしまったり、暴落時に買い増しできなかったりしますからね。

少額でも個別株投資ができる

投信やワンタップバイなど、最近は少額でも気軽に買い付けできるようになりつつありますが、一般的な日本株は最低売買単位が100株からとなっています。
例えば、ユニクロで有名なファーストリテイリングに投資しようとすると、最低450万円以上必要となります(2017年12月現在)

持株会なら、企業にもよりますが、1,000円から投資が可能となります。

配当再投資ができる

個人的には、奨励金に次いで大きなメリットだと思っています。
名義変更をしない限り、配当金が自動的に再投資されますので、複利の効果を最大限に活かすことができます。

通常の日本の証券会社は、日本株米国株問わず、配当再投資をすることができません。米国なら、DRIPという配当再投資制度があるようなのですが。
日本でもDRIP制度が早くできることを切に願います。

買付手数料などが会社持ち

ネット証券の日本株買付手数料は数百円なので、小さいといえば小さいですが、それでも数百円×年14回分の手数料が無料となるのは、地味に大きいと個人的には思います。

持株会のデメリット

集中投資!(フローとストックを会社に依存する)

フロー(毎月入ってくる給料)と、ストック(持株会により形成された資産=自社株)を勤務先に依存することになります。

極端な例ですが、勤務先が倒産になれば解雇されてしまい、毎月の給料はなくなり、持ち株は紙切れ(今の時代株券じゃないからもはや何も残らない・・・ですかね)となるわけです。
そこまでいかなくても、先般の東電や東芝の事例を振り返れば、いかに危険かが理解できるでしょう。
特に東電は、安定高配当株として有名でした。
あの震災の1年前に、初心者資産形成セミナーを受講した際に勧められた投資先の一つが東電でした。
もしあの時投資を始めていたら・・・と思うとゾッとします。

全ての卵を一つのカゴに乗せるな、という話ですね。
集中投資は危険ということです。
特に私たち素人投資家は分散投資を心がけましょう。

売買制限がある

職務上知り得た秘密を持ってして売買をし利益を得たり、損失を回避したりすれば、インサイダー取引となります。
ここも会社によるかと思いますが、売買可能期間が設定されていて、その期間以外は売買禁止となっているのではないかと思います。
また、売買可能期間に売買するにしても法務部などの承認が必要になるなど、自由に売買をすることができません。
しっかりと生活防衛資金を確保していれば、急にお金が必要になることはないかと思いますが、必要な時に売買できませんし、売買禁止期間に利確・損切りしたいと思っていても、売買可能期間まで指をくわえて待っていないといけない事態に陥ります。
売りたいと思ったとき以上に株価が下落していたとしたらやるせないですね。どんどん下がって塩漬けになってしまうこともあるかもしれません。

株主優待が得られない

個人的には早く制度廃止になって配当金が欲しいのですが、普通の株主より相対的に損しているのはデメリットです。

感情的に売却しづらい

自社株の保有が会社の忠誠心を表している、なんていう会社も多いかもしれませんね。
自社株保有数が昇進に影響する会社も中にはあるようです。

いい意味でも悪い意味でも空気を読む日本人。わたしもそのひとりで、忠誠心や昇進に執着はありませんが、気が進まないだろうな〜と思います。

本題。持株会に否定的だった私が持株会に加入した理由

奨励金や配当再投資というメリットがあっても、集中投資というリスクと感情的に売却しづらいことから、持株会は敬遠していました。
そんなわたしが持株会をフル活用しようと思った理由。

他部署のエライ人が頻繁に売却しているらしい

という話を耳にしたからです。

ヘェ〜。まさかエライ人がこんなことしているとは。
これで「感情的に売却しづらい」は緩和されました。

それではリスクは?

奨励金の現金化を目指す

要は、バイアンドホールドではなく、頻繁に自社株を売却して、キャピタルゲインもインカムゲインも配当再投資による複利効果も放棄して、奨励金分の現金を確保することを目的として持株会をやるわけですね。
この方法だと、ヨコヨコの展開なら奨励金分の税金・保険料以外は手元に残ります。
また、奨励金の割合が大きければ大きいほど、安全域が大きいです。

それでもハイリスク投資には変わりない

生活必需品セクターの会社など、株価変動がマイルドな会社であれば、このやり方は比較的ローリスクですが、そうでなければ急騰・急落が日常茶飯事なのが日本株。東証カジノなんて言い方で揶揄されているくらいです。
勤務先もどちらかといえばカジノ寄り。

また、先の通り売買禁止期間がありますから、購入即売却ができるわけではありませんし、そもそも持ち株が100株になって初めて名義変更→売却ができます。
高値掴みして、100株になる頃にはズルズル落ちて、塩漬け・・・あり得ます。

株価は会社の経営成績や業績予想だけでなく、投資家の期待によって動きますから、いくらインサイダーとはいえ、予想は難しいです。
とはいえ、他社分析より自社分析の方が容易にできるのはインサイダーの強み。

ということで、リスク承知で1年間はレッツチャレンジです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこのブログを書いている人

投資歴2年目のひよっこ投資家。米国株を中心に、長期投資で経済的自由を目指しています。 徹底した家計管理も実践中。リアルな家計簿を公開しています。 詳しいプロフィールへ