スマホ需要減の見通し発表で急落中のTSMCに100株新規投資

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久々の新規投資案件です。
PSX(フィリップス66)売却資金の一部を用いて、TSM(Taiwan semiconductor Manufacturing Co., Ltd)に100株@$41.9にて投資しました。
決算発表前の、急落直前での投資です。決算発表後7%下落、AAPL(アップル)などスマホ関連銘柄も大幅下落になる引き金を引いた格好です。

入ったタイミングは今振り返れば最悪でしたが、こればかりはどうしようもありません。
実は1年近く前からTSMCかインテルへの投資を検討していました。
というより、最初はインテルへの投資を検討していて、比較対象としてTSMCを見ていたら、TSMCの方が魅力的に映り、悩んでいるうちにインテルの株価が高騰してしまったので、現時点での投資は対象外としてTSMCを追い掛けていました。

絶賛下落中のKHC(クラフトハインツ)の買い増しや、JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)への新規投資と悩んだ挙句、TSMCにしました。最後は直感です。結果的にタイミング最悪でしたが・・・。
PSXの売りもタイミング最悪でした。売却からわずか10日で15%近い上げですからね。泣けてきます。

TSMCの概要

ティッカーコードはTSMですが、TSMC表記の方が一般的なので、以下、TSMCと表記します。

新聞紙面では「台湾積体電路製造」と表記されることもありますが、英語表記(Taiwan semiconductor Manufacturing Co., Ltd)の方がわかりやすいですよね。
その名の通り半導体製造メーカーです。

VWOにも3%以上組み込まれており、テンセントに次いで組み入れ率2位となっています。

半導体ビッグ3と言われているのが、ご存知米インテル、韓国サムスン電子、それと台湾TSMCです。
TSMCは世界最大のファウンドリ(半導体メーカーからの委託を受けて半導体デバイスを製造する企業)で、世界の60%近くのシェアを握っています。
ちなみにインテルやサムスンもファウンドリ事業はやっているものの、設計・製造・販売の垂直統合型ビジネスが多く占める一方、TSMCは先の通り半導体メーカーからの委託を受けて製造をしています。アップルやクアルコム、エヌビディアなど、世界のファブレス企業を顧客として抱えています。

半導体工場は建設するのに数千億円規模の莫大なお金がかかるため、参入障壁は非常に高いです。
また、今後あらゆるものに半導体が組み込まれていくであろうことを考えると半導体ビジネスの成長性は今後も高く見込まれます。

ワイドモート企業ではありますが、TSMCが将来にわたって安泰かというとそれは早計です。
今中国が国策として半導体ビジネスに莫大な資金を投じています。
中国では大量の半導体が必要な一方、ほとんどを輸入に頼っているので、自前で賄おうというものです。
もちろん、金にモノを言わせて必ず成功するわけではないものの、TSMCにとっては脅威になるかもしれません。

TSMCも中国に工場を建設しました。
同じくして、ファウンドリ大手の米Global foundriesも中国進出、韓国サムスン電子も中国に半導体工場があり、米韓台がメインだった半導体集積地が急速に中国にシフトしています。

TSMCの基本情報

TSMCのチャート

不人気株ばかり投資をしていたので、右肩上がりの会社への投資は初めてです。
ここ5年で2倍〜3倍程度と、マイルドな値上がり。

TSMCの売上・利益

※台湾ドル建て。

特筆すべきなのが営業利益率。
日本だと、下請けというと買い叩かれて利益率が低めになる傾向にあると思いますが、TSMCは営業利益率35%〜40%という高収益企業なんです。

まさにワイドモート企業。

ちなみに、インテルは営業利益率20〜30%ですから、いかに高収益かがわかります。

TSMCのキャッシュフロー

※台湾ドル建て。

先の通り、半導体メーカーは設備投資に莫大な資金を必要とします。
半導体製造装置は、最先端の装置となると、1台あたり100億円(!)になるようなものもあるそうです。

営業CFを売上高で割った数字である営業CFマージンは、継続的に15%以上あると競争優位性が高いと言われています。
ハイテク企業はこの営業CFマージンが高い傾向にありますが、それでも60%前後というのは驚異的です。
なお、インテルは35%〜40%ですので、それよりはるかにキャッシュを稼いでいることがわかります。

TSMCの配当

※米ドル建て。

設備投資に莫大なお金がかかることもあり、配当性向を高めてまで増配することは考えにくいです(現在の配当性向は50%前後)。
よって、利益を伸ばして増配していくことになると考えられます。
直近の予想配当利回りは3%弱と、インテルとさほど変わりはありません。

2003年から配当をしています。
そこからは12倍ほどになっていますが、必ずしも毎年増配していません。

また、米国企業と違い、配当は年1回、7月頃を予定しています。

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