【書評】マンガーの投資術

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こんにちは。おとうふです。
 

先日発売したマンガーの投資術を早速読みました。
小学生の頃、読書がすごく苦手で、読書感想文の宿題は本当に苦痛で仕方がありませんでした。
そんなおとうふが、すでに多くの米国株投資家さんが多く書いている書評を書いても、というのはありますが、そこは気にせず紹介しようと思います。

 
米国株に片足突っ込んでいる方はご存知の方も多いと思いますが、著名投資家ウォーレン・バフェットほどの知名度は一般的にはないようなので簡単に説明すると、バフェットが率いる投資持ち株会社バークシャー・ハザウェイの副会長で、50年以上いわばバフェットの右腕として君臨してきた人物です。
バフェットが87歳、マンガーが93歳ですが、両者とも現役といったところはもはや常人ではないです。
多くの人が働くこともままならず、お世話される側にある年齢でなお卓越した投資成績を収めている会社のナンバー2です。
 
そんなマンガーは、
金持ちになる秘訣は、投資の好機が訪れた時にすぐ行動を起こせるように、いつでも小切手口座に1000万ドルの残高を持っていることだ。
 
マンガーの投資術 P48より引用
 
と本書でくどいように現金保有の重要性について謳っています。
 
また、
 
素晴らしい会社を適正な価格で買う
 
ということも度々書かれています。
この点は、グレアム流投資(そこそこの会社を割安な価格で買う)を行なっていたバフェットの投資法に影響を与えたと言われています。
 
どちらも考え方としてはその通りだと思います。
が、素人(というかプロでも)が簡単に真似できて成功できるかといえば、そうでもないのが難しいところ。
 
例えば、強気相場9年目の今が天井に近いと考え、数年に1度のチャンスに備え、投資を行わずに現金を貯め込むことにしたとします。
ところが、調整らしい調整はなく、株価は2倍、3倍・・・と膨らんでいったらどうでしょう。
 
実損はないものの、投資機会逸失による損失とインフレ分損したことになります。
 
また、素晴らしい会社だということは判断できたとして、適正な価格とはなんでしょうか?

計算式があって、簡単に算出できるものではありません。

効率的市場仮説に則れば常に適正、とも言えますが、1年前オワコンと言われていたMCD(マクドナルド)やAAPL(アップル)のこの1年のリターンを考えても、本当に適正だったのか?さて、どちらが適正なんですかね。
 
 
数年単位で投資機会を伺うマンガーの投資術は、言うのは簡単でも行うのは難しいです。
本書で解説を行なっている山崎元さんもおっしゃっていますが、バフェットやマンガーほどの胆力を備えていないと難しいです。
私自身、卓越した銘柄選択眼があるわけでもなく、「この株価!」と思う株価まで待てず手を出した経験もありますし、多くの初心者投資家は似たような経験をされているのではないでしょうか。
 
本書でも、読書による学習の重要性をマンガーは説いていますが、投資に限らず知識を得ることは重要です。
ただ、この胆力は読書をしただけで身につくようなものではありません。
もちろん鍛えることはできるのでしょうが、そんな一朝一夕で身につけられるものではありません。
 
著名投資家の投資術を真似る難しさはここにあると思います。

また、投資だけでなく人生の助言も載っています。

結婚相手を選ぶときには、見た目も性格も良い人を求めるべきではない。あまり相手に期待しない人を探すべきだ。

マンガーの投資術 P230より引用

結婚相手に限らず、人生においてあまり期待をしないことが幸せを享受する秘訣なのかもしれません。

例えば、新入社員に過度な期待をしていない方が、「お、意外と仕事できるじゃん」と評価できますし、
株式投資にしても、リターンが高いのは期待されていない会社だったりします(シーゲル先生の株式投資の未来でフィリップ・モリスのリターンが圧倒的だったように)。

結婚相手に期待しすぎたあまり、あるいは結婚生活に幻想を抱いたあまりに、現実とのギャップにショックを受けて離婚、、、あると思います。

ちなみに結婚生活4年目のおとうふ夫婦は、5年以上交際して、同棲生活も数年して、とだいぶ慎重に事を進めたせいかどうかわかりませんが、今のところは割と幸せな生活を送ることができています。
同棲生活のおかげで、結婚生活に対する変な期待はなかったともいえます。
同棲をすることについて賛否はありますが、個人的には数週間でも良いので結婚前に共同生活をすることをオススメします。

・・・閑話休題。

本書を受けて今後の投資行動

とはいえ、改めてキャッシュポジションの重要性を噛みしめました。
私は、米国個別株と米国株ETFに主に投資をしていますが、特に後者は指数連動ですから、市場暴落時に仕込むようにしようと思います。
前者は市場全体が強気相場であっても、銘柄によって株価の上下動があります。
全く投資をせずに指を咥えて暴落を待つのではなく、機会を見て買いに動くということは今後も行なっていきます。
ただ、これまではほぼフルインベストメント状態でしたので、この点は改めるよう努めたいです。
具体額を定めると、機会を失ってしまうことになりかねませんので、額は決めずに現金を溜め込んでいきます。
ドルで保有するか円で保有するかは臨機応変に。今は比較的ドル安なので、投資資金はほぼドルです。
ですので、冬のボーナスの時にぜひさらなるドル安に・・・それまではヨコヨコの展開でお願いします・・・笑
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

投資歴1年のアラサーリーマンです。 経済的自由を目指して、長期投資と徹底した家計管理を実践していきます。 詳しいプロフィールはこちら