模倣投資は悪か

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こんにちは。おとうふです。

バフェットがIBM株の3分の1を売却したことが世の中を騒がしており、米国株ブロガーさんもこぞって取り上げています。

バフェット流投資と称して、バフェットのポートフォリオを真似、バフェットに追随してIBM株を売却をする方もいるようです。

いくら素人投資家が銘柄選別をしたところで、著名投資家にはかなわない。ならいっそのこと真似てしまえばいい。
確かにそれも一理あります。

ただ、悪い言い方をすれば、バフェットを妄信するくらいなら、私ならバークシャーハサウェイの株を買います。

なぜならば、買い付けるにせよ売却するにせよ、タイムラグが生じるので利回りは下回る可能性の方がはるかに高いからです。
永久保有銘柄ならともかく、今回のように6年と比較的短い保有期間で、しかも6年間ほぼ低迷し続けていた銘柄ならなおのことです。

それに、個別株投資の醍醐味は自らの判断でポートフォリオを組むことができることにあると思います。
それを完全なコピーに終始してしまうくらいなら、先のバークシャーハサウェイやS&P500連動のETFに投資をした方が、確実なリターンが得られると思うからです。

では、誰かのポートフォリオを真似て投資をすることは悪いことなのでしょうか?

模倣投資のメリット

誰かのお墨付きという安心感

投資に限ったことではありませんが、特にその道のプロフェッショナル中のプロが長期保有しているというのは安心感がありますよね。
プロでなくとも、有名ブロガーのポートフォリオに多く含まれている銘柄は、先人たちが多くの時間を割いた上で保有する判断を下した訳ですから、特に初心者にとっては安心感があります。

銘柄選択や分析などにかける時間短縮とリターンの享受

大型家電を購入するときにかける時間より短い時間で銘柄選択をしている人ならともかく、通常は1つの銘柄に対して投資判断をするだけでかなりの時間を要します。
これを省いて、忠実に模倣するだけなら時短になりますね。
あわせて、それなりのリターンも享受できるとなれば、ある意味でコスパはいいですね。

学びになる

「なぜその銘柄に投資することになったのか?」を後追いでも考えるようにすれば、今後自己判断で投資をしていくためのスキル向上につなぐことができます。

もちろん個別の銘柄選択だけでなく、投資方針やポートフォリオの構成を先人から学び、自分の投資方針を定め、自分なりのポートフォリオを作成するための参考となりえます。

いい面を吸収する学びだけでなく、失敗を学ぶきっかけにもなります。
例えば、先のバフェットの模倣でIBMに投資をし、結果的に損を出した、S&P500に対し大幅にアウトパフォームしてしまった、という方は、模倣投資の難しさを感じるかもしれません。
「自分の理解できない事業に投資するのはやめよう」というバフェットの教えを再認識し、本当の意味でのバフェット流投資が身につくきっかけになるかもしれません。

模倣投資のデメリット

タイミングは真似できない

今回のバフェットのIBM株売却は、$180付近の時と言われています。
ただ、それに追随した人は$155付近でしか売却できません。

IBMの場合、バフェットが保有していた6年の間株価が低迷していましたから、バフェットの平均購入単価より安く購入できている投資家もいるかもしれませんが、バフェットの購入がわかった後は株価が上昇することが多いですから、どうしても高値掴みになってしまうことが多いです。

また、私のような最近始めた初心者投資家が、著名米国株ブロガーさんがVISAやAMAZON株を持っているからといってポートフォリオに組み入れたところで、著名米国ブロガーさんの倍以上の取得単価で買い付けてしまうこともあります。
ポートフォリオを真似したところで、同じリターンは享受できません。

性格による感性の違い

例えば短期間でドカンと儲けたい人がバフェット流の投資法を真似てみたところで、合わずに途中で投げ出してしまうでしょう。

極端な例でなくとも、含み損が出て冷静さを保てなくなる人は株価を気にしなくて済むような、積立投資によるほったらかし投資などの方が向いています。

まとめ

子どもの頃、憧れのスポーツ選手の真似ってしませんでしたか?

イチローや松井の打法を真似たり、カズのシザースを真似てみたり、カズダンスをしてみたり(これは少し違いますが)。

最初は誰だって先人たちの真似をしてみるものです。
そうそう、「学ぶ」という言葉は「真似る」という言葉と同じ語源だそうですよ。

最初からオリジナルの投資手法を確立して実行するなんて、難しいです。
まずは手本となる人の真似たい部分を取り入れる。
それが投資手法の真似であろうと、ポートフォリオの真似であろうとどちらでもいいと思います。
真似から学び、型となる投資手法を確立していく。

真似てみて、
「なぜその銘柄を選択したのか」
「なぜその銘柄を売却したのか」
「どういう基準で投資をしているのか」
などを学んでいき、ゆくゆくは自らが判断していけるようになれば、個別株投資の醍醐味を味わえるのではないでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

投資歴1年のアラサーリーマンです。 経済的自由を目指して、長期投資と徹底した家計管理を実践していきます。 詳しいプロフィールはこちら